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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

DHCPクライアントがサーバから配布されたIPv4アドレスを自分自身のアドレスとして設定する前に、そのアドレスが他のホストに使われていないことを確認する(Duplicate Address Detection)のに使うプロトコルはARP(Address Resolution Protocol)(a:正解)。具体的には「Gratuitous ARP(無償ARP)」と呼ばれる手法で、クライアントが割り当てられたIPアドレスを宛先・送信元ともに自分のIPとして設定したARPリクエストをブロードキャスト送信し、応答が返ってきた場合はそのIPアドレスがすでに使用中と判断してDHCPサーバに通知する。IPv6ではICMPv6のNeighbor Discoveryプロトコルで同様の重複アドレス検出(DAD)を行う。このGratuitous ARPによる検証はDHCPクライアントのオプション動作(RFC 2131)として規定されている。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
DNS(Domain Name System)はホスト名とIPアドレスを対応付けるプロトコルで、IPアドレスの重複確認には使用しない。DNSはアドレス割り当て後の名前解決に使うプロトコルであり、ネットワーク上のIPアドレス重複検出機能は持っていない。
選択肢 ウ
ICMP(Internet Control Message Protocol)はネットワーク診断や到達確認(ping等)に使うプロトコル。IPv4における重複アドレス検出はARPが担当し、ICMPは直接的な用途を持たない。(IPv6の場合はICMPv6のNeighbor Solicitationが重複アドレス検出に使われるが、IPv4とは異なる)。
選択肢 エ
RARP(Reverse Address Resolution Protocol)はMACアドレスからIPアドレスを逆引きする古いプロトコルで、現在はDHCPに置き換えられている。重複アドレス検出の機能は持たず、アドレス割り当て前の確認用途にも使用しない。

解くときのポイント

Gratuitous ARP(感謝のARP): 自分のIPアドレスに対してARP要求を自ら送出することで①アドレス重複確認②AARキャッシュの更新(フェイルオーバー時等)に使用される。RFC 5227がIPv4 Address Conflict Detectionを規定。