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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

マルチキャスト通信はグループ全員に同時送信する方式で、宛先IPアドレスとして「クラスDアドレス(224.0.0.0〜239.255.255.255)」を使用する(d:239.0.1.1 が正解)。クラスDアドレスは上位4ビットが「1110」で始まる(224〜239の範囲)。選択肢239.0.1.1は239.x.x.xの範囲に属し、RFC 2365で定義されたAdmin-Local Multicast Scope(administratively scoped IPマルチキャスト)に該当するアドレスで、マルチキャスト宛先として使用可能。他の選択肢の分類:10.0.1.1(a)はクラスAプライベートアドレス(ユニキャスト)、192.168.1.1(b)はクラスCプライベートアドレス(ユニキャスト)、127.0.1.1(c)はループバックアドレス範囲(127.0.0.0/8)であり、いずれもマルチキャストアドレスではない。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
10.0.1.1はRFC 1918で定義されたクラスAプライベートIPアドレス(10.0.0.0/8)の範囲に属するユニキャストアドレス。マルチキャストはクラスD(224.0.0.0〜239.255.255.255)の範囲を使用するため、この選択肢は不正解。
選択肢 イ
192.168.1.1はRFC 1918で定義されたクラスCプライベートIPアドレス(192.168.0.0/16)のユニキャストアドレス。マルチキャストグループへの送信に使うアドレスはクラスDに限定されており、クラスCアドレスをマルチキャスト宛先に使用することはできない。
選択肢 ウ
127.0.1.1は127.0.0.0/8のループバックアドレス範囲に属するアドレス。ループバックアドレスはホスト内部通信専用(送受信が同一ホスト内で完結)で、ネットワーク上の他のノードには到達しないため、マルチキャスト宛先として使用できない。

解くときのポイント

IPv4アドレスの特殊範囲: ユニキャスト(1.0.0.0〜223.255.255.255)、マルチキャスト(224.0.0.0〜239.255.255.255 クラスD)、予約済み(240.0.0.0〜255.255.255.255 クラスE)。よく使うマルチキャスト: 224.0.0.1(全ホスト)、224.0.0.5(OSPFルータ)。