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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

DBMSのデータディクショナリ(システムカタログ)とは、「データベースに関するユーザ情報、データ構造など、データベース管理情報(メタデータ)を格納したもの」(c:正解)。具体的な格納内容:テーブル定義(テーブル名・列名・データ型・制約)、ビュー定義、インデックス定義、ユーザアカウントとアクセス権限情報、ストアドプロシージャ定義、統計情報(実行計画最適化に使用)など。DBMSはクエリ実行時にデータディクショナリを参照して、テーブルの存在確認・権限チェック・実行計画生成などを行う。例:PostgreSQLの`pg_catalog`、MySQLの`information_schema`がデータディクショナリに相当。データディクショナリ自体もリレーショナル構造で管理されているため、SELECT文でデータディクショナリのテーブルを検索してメタデータを取得できる。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「ソートデータやサブクエリを展開したデータなど一時的なデータを格納したもの」は「テンポラリテーブルスペース(一時表領域)」の説明である。クエリ処理中に一時的に使用する作業領域であり、データベースの定義・管理情報(メタデータ)を格納するデータディクショナリとは異なる。
選択肢 イ
「障害発生時にバックアップ時点まで回復させるためのデータベース自体の複製」は「バックアップデータ」または「データベースのスナップショット」の説明である。データディクショナリは構造・権限情報などのメタデータを格納するもので、データ本体の複製ではない。
選択肢 エ
「ユーザからの指示によるデータベースの読み込み・書込み情報などを格納したもの」は「ログ(更新ログ・アーカイブログ)」または「監査ログ」の説明に近い。ログはDBの操作履歴を記録するものであり、データ構造やユーザ定義を管理するデータディクショナリとは異なる概念。

解くときのポイント

データディクショナリ(システムカタログ)はDBMS自身が使用するメタデータDB。Oracleでは「データディクショナリビュー」(DBA_TABLES等)、MySQL/PostgreSQLでは「information_schema」としてアクセスできる。