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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

データリネージ(Data Lineage)はデータウェアハウスのメタデータの一種で、データがどこから発生し(ソースシステム)、どのような変換・加工・移動を経て現在の形になったかを追跡・記録した情報です。データリネージを理解することで、あるデータが「どのシステムから来たのか」「どんなETL処理を通ったのか」「どのフィールドがどのように変換されたのか」を把握できます。データ品質の問題が発生した際の原因追跡(問題の起点特定)、コンプライアンス・監査対応、データ変更の影響範囲分析などに重要です。GDPR等の規制対応でもデータの流れを証明する必要がある場合にデータリネージが重要な役割を果たします。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
アクセス制御情報(誰がどのデータを参照・更新できるか)はデータウェアハウスのセキュリティメタデータであり、データリネージとは異なります。データリネージはデータの由来・変換過程を追う情報で、権限管理情報ではありません。
選択肢 イ
データオーナーシップ情報(誰がそのデータを作成・管理しているか)もメタデータの一種ですが、データリネージとは別の概念です。データリネージはデータの流れ(発生源→変換→現在)を追うもので、誰が管理しているかではなくデータがどこから来てどう変換されたかを記録します。
選択肢 エ
データ構造の定義情報(スキーマ情報、テーブル定義、カラム型等)はデータカタログやスキーマメタデータと呼ばれます。データリネージはデータの静的な構造定義ではなく、データの動的な流れ(どこから来てどう変換されたか)を記録します。

解くときのポイント

データリネージ=データの来歴・変換経路の追跡情報。「どこから来てどう変換されたか」が核心。障害追跡・監査に重要。