正解は ア
トランザクションのACID特性は、データベースの信頼性を支える4つの性質です。A(Atomicity・原子性)、C(Consistency・一貫性/整合性)、I(Isolation・独立性/隔離性)、D(Durability・永続性)を指します。このうち一貫性(Consistency)とは、トランザクションの実行前後でデータベースが定められた整合性制約(一意性制約、参照整合性、検査制約など)を満たした正しい状態に保たれる性質です。実行前に整合の取れた状態であれば、トランザクション完了後も再び整合の取れた状態になることを保証します。選択肢aは「整合性の取れたデータベースに対して、トランザクション実行後も整合性が取れている性質」とあり、一貫性の定義そのものなので正解です。一貫性は、原子性・独立性・永続性という他の3特性が適切に守られることによって結果的に保たれる、データベースの「正しさ」に関する性質です。例えば銀行口座間の振込で、引き落としと入金の合計残高が常に保たれることが一貫性の典型例です。
ACID:原子性(all or nothing)、一貫性(整合制約を保つ=実行後も正しい状態)、独立性(並行でも干渉しない)、永続性(コミット後は障害でも残る)。それぞれの代表キーワードで4つを判別する。