この概念が出た関連問題
令和元年秋期 問19
アローダイアグラムクリティカルパスアローダイアグラムで表される作業 A〜H を見直したところ,作業 D だけが短縮可能であり,その所要日数は6日に短縮できることが分かった。作…
令和3年春期 問19
クリティカルパスアローダイアグラムプロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1、E2、E3に分けて、図2のとおりに計画を変更すると…
令和5年秋期 問19
クリティカルパスPERTプロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1, E2, E3に分けて、図2のとおりに計画を変更す…
正解は ウ
アローダイアグラム(PERT図)は作業の順序と所要日数を矢印で表し、最早・最遅開始時刻やクリティカルパス、余裕時間(フロート)を分析する手法です。本問の各最早結合点時刻を求めると、開始を0として、Aの先の中間結合点はB(10)+ダミー経由で10(A経由の5より遅い方を採用)、C先の上方結合点は10+20=30、E・F先の結合点は10+10=20、G・Dが集まる終点側結合点は最長経路で30+20=50、最後はH(10)で60となります。クリティカルパスはB→(ダミー)→C→G→Hで、全体所要は60日です。選択肢cは「作業Eの総余裕時間は30日」を問います。Eは最早10の結合点から出る所要10日の作業で、その後続結合点(最早20・最遅50)の最遅時刻は50です。総余裕=後続結合点の最遅時刻−作業の最早開始−所要日数=50−10−10=30日となり、記述は正しいため選択肢cが正解です。クリティカルパス上にない作業がどれだけ遅らせても全体に影響しないか(フロート)を、最早・最遅時刻から正しく計算できるかが問われています。
アローダイアグラムは最早・最遅結合点時刻を表に書き出すのが確実。クリティカルパス=最長経路・余裕0。総余裕=後続結合点の最遅時刻−作業の最早開始−所要。ダミー作業(点線)は所要0で順序制約のみ表す。