この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

基本情報技術者試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は イ

解説

Webマーケティングの効果指標を問う問題です。サイトのアクセス者総数のうち、最終成果(商品・サービスの購入、会員登録、問合せなど)に至った人数の割合をコンバージョン率(CVR: Conversion Rate)と呼びます。コンバージョン率=成果に至った人数 ÷ サイト訪問者数 で計算され、サイトがどれだけ効率よく訪問者を成果に結びつけているかを直接示す指標です。本問は「購入に至る人数の割合を高める目的で画面デザインを見直す」とあり、その効果を直接測るには、見直し前後でコンバージョン率を比較するのが最も適切です。イが正解です。画面デザインの改善(UI/UX改善)が購入率の向上に結びついたかは、コンバージョン率の変化に最も端的に表れます。他の選択肢は、広告費用対効果(ROAS)、広告のクリック率、閲覧回数(ページビュー)といった別の指標であり、いずれも「訪問者が成果に至った割合」を直接示すものではない点で、本問の目的には合致しません。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
ROAS(Return On Advertising Spend、広告費用対効果)は、投じた広告費に対してどれだけの売上が得られたかを示す指標で、広告費1円あたりの売上で計算します。広告の費用効率を測る指標であり、サイト訪問者が購入に至った割合(コンバージョン率)を直接示すものではありません。画面デザイン改善の効果測定には適しません。
選択肢 ウ
バナー広告のクリック率(CTR)は、広告が表示された回数のうちクリックされた割合を示す指標です。これは広告がどれだけサイトへの誘導に成功したかを測るもので、サイトに来た訪問者がその後購入に至った割合とは別の段階の指標です。本問が問う「購入に至る割合」を直接示すコンバージョン率とは測定対象が異なります。
選択肢 エ
ページビュー(PV)は、Webページが閲覧された延べ回数を示す指標です。サイトのアクセス量や人気の度合いを表しますが、訪問者がどれだけ購入という成果に至ったかという「質」は示しません。ページビューが多くても購入につながらなければ意味がなく、購入率の改善効果を直接測る指標としてはコンバージョン率が適切です。

解くときのポイント

コンバージョン率=成果(購入等)に至った人数÷訪問者数で、サイトの成果効率を直接示す。ROAS(広告費用対効果)、CTR(広告クリック率)、PV(閲覧回数)とは測る対象が異なる。