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正解は エ

解説

オンデマンド型サービスの意味を問う問題です。オンデマンド(on demand)とは「要求に応じて」という意味で、オンデマンド型サービスは、利用者が必要としたときに、必要なものを、その要求に応じて提供するサービス形態を指します。提供側があらかじめ決めた時間や数量ではなく、利用者主導でサービスが提供される点が特徴です。エの「利用者の要求に応じてインターネット上で配信される再放送のドラマ」は、視聴者が見たいときに見たい番組を選んで視聴する、まさにオンデマンド型(ビデオオンデマンド: VOD)の例であり、正解です。対義語は、提供側があらかじめ決めたスケジュールで一斉に提供する形態で、選択肢cの定時配信ニュースや、放送局が決めた時間に流す通常のテレビ放送、決められた時刻に始まるライブ配信などがこれに当たります。「利用者の要求が起点か、提供側のスケジュールが起点か」を見分けることが、オンデマンド型を識別する鍵です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
インターネットサイトで購入したDVDで視聴する映画は、物理メディア(DVD)を購入して視聴する形態であり、利用者の要求に応じてその都度ネットワーク配信されるオンデマンド型サービスとは異なります。購入したDVDはいつでも視聴できますが、これは「モノを所有して使う」形態であって、要求に応じた即時的なサービス提供(オンデマンド配信)とは性質が異なります。
選択肢 イ
出版社が部数を決めてオフセット印刷した文庫本は、提供側(出版社)があらかじめ発行部数を決めて大量印刷する形態です。利用者の要求に応じて必要な分だけ提供するオンデマンド型とは正反対で、需要を見込んで先に作り置きする方式です。なお、注文に応じて1冊から印刷するオンデマンド印刷は別の概念で、本選択肢はそれとは異なる従来型の印刷です。
選択肢 ウ
定期的に決められたスケジュールでスマートフォンに配信されるインターネットニュースは、提供側が決めた時間に一斉配信する形態です。配信のタイミングが提供側の決めたスケジュールで一方的に決まっており、利用者が必要としたときに自ら要求して受け取るオンデマンド型とは正反対の、提供側起点のプッシュ型・定時配信型のサービスといえます。

解くときのポイント

オンデマンド型=利用者の要求が起点で、必要なときに必要なものを提供(VODなど)。提供側のスケジュールで一斉配信する定時型や、モノを所有する形態とは区別。「要求に応じて」がキーワード。