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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

Miraiは2016年に登場したIoT機器を標的にしたマルウェアで、その動作は「ランダムなIPアドレスに対してデフォルトのID/パスワードでログイン試行し感染を拡大」→「C&C(Command & Control)サーバからの指令でDDoS攻撃を実行」というボットネット型の動作です。WebカメラやルーターなどのIoT機器は管理が甘い(デフォルトパスワードのまま)ことが多く、Miraiはこれを悪用して数十万台規模のボットネットを構築しました。2016年のDyn社DNSへの大規模DDoS攻撃に使用されたことで世界的に知られています。選択肢dの「ランダムな宛先IPアドレスでIoT機器に感染拡大、C&CサーバからDDoS攻撃指令」がMiraiの正確な動作です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「Webサーバの脆弱性を悪用してWebページを改ざんし、特定日時にDDoS攻撃」はWebサイト改ざん系マルウェアの説明です。Miraiは特定のWebサーバ脆弱性ではなく、デフォルト認証情報によるログインで感染します。
選択肢 イ
「Webサーバに不正なJavaScriptを挿入してユーザーを誘導する」はクロスサイトスクリプティングや水飲み場攻撃に関連するマルウェアの説明です。MiraiはWebブラウザ利用者を標的としません。
選択肢 ウ
「ファイル共有ソフトで誤実行させ情報をWebにアップロード」はWinnyウイルス(Antinny等)の説明です。MiraiはP2Pファイル共有とは無関係で、IoT機器のネットワークスキャンで感染します。

解くときのポイント

Mirai=「IoTデバイス+デフォルト認証情報+C&C指令でDDoS」の3点。「ランダムIPスキャンで拡散」もポイント。Winny系ウイルス・SQLインジェクション系・改ざん系マルウェアと区別する。