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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

IoC(Indicator of Compromise:侵害の痕跡)とは、システムやネットワークが実際に侵害・攻撃されたことを示す証拠・指標のことです。具体的にはC&Cサーバとの通信履歴、既知マルウェアのハッシュ値、攻撃に使われたIPアドレスやドメイン、不審なレジストリ変更、異常なネットワーク通信パターンなどが該当します。IoCはインシデント対応や脅威ハンティングで使用され、STIX/TAXIIなどの標準フォーマットで共有されます。選択肢cの「ネットワーク機器のログに残されたC&Cサーバとの通信履歴」はまさに「攻撃が実際に行われた証拠」であり、IoCの典型例です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「JVNで公開されているソフトウェアの脆弱性情報」は脆弱性情報(Vulnerability Information)であり、IoCではありません。IoCは実際の侵害が起きた後の痕跡であり、脆弱性情報は「起きる可能性のある弱点」の情報です。
選択肢 イ
「認証局が公開している証明書失効リスト(CRL)」はPKI管理情報です。証明書の有効性確認に使われるものであり、侵害の痕跡とは無関係です。
選択肢 エ
「ファイアウォールのパケットフィルタリングルール」はセキュリティ設定・ポリシーです。フィルタリングルールは侵害を防ぐための設定であり、侵害が起きた証拠ではありません。

解くときのポイント

IoC=「実際に侵害があった証拠(事後の痕跡)」。C&C通信ログ・マルウェアハッシュ・不審ドメインが典型例。脆弱性情報(事前の弱点)・CRL(PKI管理)・フィルタリングルール(設定)はIoCではない。「侵害後に見つかるもの」かどうかが判断軸。