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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

Mirai(ミライ)は2016年に出現したIoTボットネットマルウェアで、その動作は「ランダムなIPアドレスに感染を試み、感染させたIoT機器をC&Cサーバの指令下に置き、大規模DDoS攻撃の踏み台とする」(d:正解)。Miraiはデフォルトパスワードのまま運用されているIPカメラやルータなどのIoT機器を標的とし、辞書攻撃(よく使われるデフォルトパスワードのリスト)でtelnetログインを試みて感染拡大する。感染後はC&Cサーバ(Command and Control Server)の指示を受け、UDP・TCP・HTTPフラッドなど様々なDDoS手法で標的サイトを攻撃する。2016年にDynへの攻撃でTwitter・Amazon・Netflixなどが一時停止したのはMiraiボットネットによるものとして有名。MiraiはソースコードがGitHubに公開されたことで派生型マルウェアも多数登場している。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
Webサーバプログラムの脆弱性を悪用してWebページを改ざんし、決められた日時に特定IPへ攻撃するのは標的型のWebサイト改ざんウイルスの説明であり、Miraiの動作とは異なる。MiraiはランダムなブルートフォースでIoT機器に感染し、C&CサーバからのDDoS指令を実行する。
選択肢 イ
Webページに不正なJavaScriptを挿入し、閲覧者を悪意のあるWebサイトに誘導する攻撃はウェブスキミングや改ざんを利用した水飲み場攻撃の説明である。MiraiはWebページの改ざんやJavaScript挿入とは無関係で、IoT機器への直接感染を行うマルウェアである。
選択肢 ウ
ファイル共有ソフトを介してマルウェアが実行され、PC内情報をインターネット上に漏洩させる動作はWinny/Share経由で拡散したWinnyウイルス(暴露ウイルス)の特徴的な動作の説明。MiraiはP2P共有ソフトとは無関係で、IoT機器のtelnet認証を突破して感染するボットネット型マルウェアである。

解くときのポイント

Miraiの感染手法: Telnet/SSHのデフォルト認証情報でブルートフォース→感染→C&Cサーバへ報告→DDoS命令待機。対策: デフォルトパスワード変更・不要なTelnetの無効化・ファームウェア更新。