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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

TCP 23番ポートはTelnet(Teletype Network)プロトコルに割り当てられたウェルノウンポートです。TelnetはネットワークカメラやルーターなどのIoT機器を遠隔操作・管理するために使われています。IoT機器への攻撃にTCP 23番ポートが多用される理由は、①IoT機器がTelnetによるリモート管理インタフェースを提供していることが多い、②出荷時の初期パスワード(admin/admin、root/root等)が変更されずそのまま使われていることが多い、③Telnetは平文通信であるためパスワードが盗聴されやすい、の3点です。MiraiなどのIoTマルウェアはランダムなIPアドレスにTCP 23番ポートへの接続を試み、デフォルト認証情報でのログインを成功させて感染を拡大します。対策としては初期パスワードの変更、Telnetの無効化、SSHへの移行が有効です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「TCP 23番ポートは IoT機器の操作用プロトコルで使用されており、マルウェアを添付した電子メールをIoT機器に送信するという攻撃ができる」は誤りです。Telnetプロトコルはリモートシェルアクセスを提供するものであり、電子メール送信機能は持ちません。IoT機器へのマルウェア送付はTelnet経由ではなく、SMTPやHTTPなど別の経路で行われます。
選択肢 ウ
「TCP 23番ポートはIoT機器へのメール送信用プロトコルで使用されており、初期パスワードでの不正ログイン」は誤りです。メール送信用プロトコルはSMTP(TCP 25番)であり、TCP 23番ポートはTelnet(リモート操作)です。プロトコルの分類が根本的に誤っています。
選択肢 エ
「TCP 23番ポートはIoT機器へのメール送信用プロトコルで使用されており、マルウェア添付メール送信攻撃ができる」は誤りです。TCP 23番はTelnet(リモートシェル)であり、メール送信用(SMTP:25番)ではありません。プロトコルの説明とポート番号が対応していない誤った選択肢です。

解くときのポイント

TCP 23番=Telnet(リモートシェル、平文通信)。IoT攻撃で多い理由=「初期パスワード未変更+Telnet有効」。よく出るポート番号:22=SSH、23=Telnet、25=SMTP、80=HTTP、443=HTTPS、3389=RDP。MiraiはTCP 23番スキャンで有名。