この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は イ

解説

ICMP(Internet Control Message Protocol)はIPの補助プロトコルとして、ネットワークの制御・エラー通知を行う。Redirect(Type 5)は、パケットを受信したルータが送信元ホストに対してより最適な経路を通知するメッセージ。例えばホストAがルータRを経由してホストBに送信しようとしているが、実はルータR2経由の方が効率的な場合、ルータRはホストAにRedirectを送信し「ルータR2経由で送れ」と通知する。主なICMPメッセージ:Echo Request/Reply(Type8/0:Ping)、Destination Unreachable(Type3:宛先到達不可、ポート閉鎖等)、Redirect(Type5:経路変更通知)、Time Exceeded(Type11:TTL切れやフラグメント再組み立てタイムアウト)、Parameter Problem(Type12:不正なIPヘッダパラメータ)。試験ではメッセージタイプの正確な対応関係の把握が求められる。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
ソースルーティング失敗時に返されるのはICMP Destination Unreachable(Source Route Failed:コード5)またはParameter Problem。Echo Reply(Type0)はPing要求(Echo Request)への応答メッセージであり、ルーティング失敗のエラー通知には使われない。Echo ReplyはルータではなくPingの宛先ホストが送信する。
選択肢 ウ
IPデータグラムのフラグメント再組み立て中にタイムアウトが発生した場合は、ICMP Time Exceeded(Type11)のコード1(Fragment Reassembly Time Exceeded)が返される。Parameter Problem(Type12)はIPヘッダの不正なパラメータ(オプションフィールドの誤り等)に対して返されるエラーであり、再組み立てタイムアウトとは異なる。
選択肢 エ
TTLが0になった場合はICMP Time Exceeded(Type11)のコード0(Time to Live Exceeded in Transit)が返される。Destination Unreachable(Type3)は宛先IPアドレスへ到達不能な場合(ネットワーク不達・ポート閉鎖・フラグメント禁止でパケット大等)に返されるエラーで、TTL切れとは別のメッセージタイプ。

解くときのポイント

重要なICMPメッセージ: Echo Request/Reply(Ping)、Destination Unreachable(到達不可)、Time Exceeded(TTL切れ・再組立てタイムアウト)、Redirect(経路変更)、Parameter Problem(ヘッダ問題)。