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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

Smurf攻撃はICMPを悪用したDDoS攻撃の一種です。攻撃者は「送信元IPアドレスを標的のIPアドレスに偽装したICMP Echo Request(ping)パケット」をネットワークのブロードキャストアドレス宛に送信します。そのネットワーク上の全ホストがICMP Echo Reply(応答)を送信元(=標的)に返すため、多数のホストの応答が標的に集中してDoS状態を引き起こします。「スマーフ」という名称は攻撃コードの名前に由来します。対策として、現代のルータやOSはデフォルトでブロードキャストへのICMPに応答しない設定になっており、Smurf攻撃の実行は以前より困難になっています。ルータでのダイレクトブロードキャストの無効化(RFC 2644)が推奨対策です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「TCP接続要求であるSYNパケットを攻撃対象に大量に送り付ける」はSYN Flood攻撃の説明です。SYN Floodは3ウェイハンドシェイクの不完全接続を大量に作ることでサーバのTCPバッファを消費する攻撃です。ICMPのブロードキャスト悪用とは仕組みが全く異なります。
選択肢 ウ
「サイズが大きいUDPパケットを攻撃対象に大量に送り付ける」はUDP Flood攻撃の説明です。UDPパケットを大量送信して帯域幅を消費する攻撃であり、ブロードキャストを利用してICMP応答を反射させるSmurf攻撃とは異なります。
選択肢 エ
「サイズが大きい電子メールや大量の電子メールを攻撃対象に送り付ける」はメール爆弾(Mail Bomb)の説明です。SMTPを悪用した攻撃であり、ICMPブロードキャストを悪用するSmurf攻撃とはプロトコルも手法も全く異なります。

解くときのポイント

Smurf攻撃=「ICMPのブロードキャスト+送信元偽装→増幅してターゲットに集中」。DoS/DDoS攻撃の種類を整理:SYN Flood=TCP、UDP Flood=UDP大量送信、Smurf=ICMPブロードキャスト反射、DRDoS=DNS/NTP等リフレクタ利用、HTTP Flood=HTTP大量リクエスト。