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正解は ア

解説

Smurf攻撃は、DoS(サービス妨害)攻撃の一種で、ICMP(Internet Control Message Protocol)のecho要求(ping)と、IPアドレスの詐称(送信元アドレスの偽装)、そしてブロードキャストアドレス宛ての送信を組み合わせた攻撃です。攻撃者は、送信元IPアドレスを攻撃対象(被害者)のアドレスに詐称したICMP echo要求を、多数のホストが存在するネットワークのブロードキャストアドレス宛てに送信します。すると、そのネットワーク内の多数のホストが一斉にICMP echo応答を返しますが、送信元が詐称されているため、これらの応答はすべて攻撃対象に送りつけられます。結果として、攻撃対象には大量のICMP応答パケットが集中し、ネットワークやホストが過負荷に陥ります。選択肢aの「ICMPの応答パケットを大量に発生させ、それが攻撃対象に送られるようにする」が、Smurf攻撃の仕組みを正しく述べているので正解です。他の選択肢は、SYNフラッド攻撃、UDPフラッド攻撃、メールボム(大量メール送信)であり、いずれもDoS攻撃ですがSmurf攻撃とは手口が異なります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「TCP接続要求であるSYNパケットを攻撃対象に大量に送り付ける」は、SYNフラッド攻撃の説明です。TCPの3ウェイハンドシェイクの途中状態を大量に作って接続資源を枯渇させる攻撃であり、ICMP応答を悪用するSmurf攻撃とは手口が異なります。TCPの3ウェイハンドシェイクの途中状態を大量に作って接続資源を枯渇させるSYNフラッド攻撃の説明であり、ICMP応答を踏み台経由で集中させるSmurf攻撃とは手口が異なります。
選択肢 ウ
「サイズが大きいUDPパケットを攻撃対象に大量に送り付ける」は、UDPフラッド攻撃の説明です。UDPパケットを大量に送りつけて帯域や処理能力を圧迫する攻撃であり、ICMP echo応答を踏み台ネットワーク経由で集中させるSmurf攻撃とは異なります。UDPパケットを大量に送りつけて帯域や処理能力を圧迫するUDPフラッド攻撃の説明であり、ICMP echo応答をブロードキャスト経由で集中させるSmurf攻撃とは異なります。
選択肢 エ
「サイズが大きい電子メールや大量の電子メールを攻撃対象に送り付ける」は、メールボム(メール爆弾)の説明です。大量・大容量のメールでメールサーバやメールボックスを圧迫する攻撃であり、ICMP応答を悪用するSmurf攻撃とは手口が異なります。大量・大容量のメールでメールサーバやメールボックスを圧迫するメールボムの説明であり、ICMP応答を悪用して被害者に集中させるSmurf攻撃とは手口が異なります。

解くときのポイント

Smurf攻撃=送信元を被害者に詐称したICMP echo要求をブロードキャスト宛てに送り、多数のホストからのICMP応答を被害者に集中させるDoS。混同注意:SYNフラッド(TCP)、UDPフラッド、メールボム。