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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

Exploit Kit(エクスプロイトキット)は、OSやアプリケーションソフトウェアの脆弱性を悪用する攻撃を、容易に実行できるように、複数の攻撃用プログラム(エクスプロイトコード)と、それらを管理・実行するための機能を統合したツールキットです。攻撃者は、脆弱性の詳細な専門知識がなくても、Exploit Kitを使うだけで、対象の環境にある脆弱性を自動的に探索し、それに対応した攻撃コードを実行して、マルウェア感染などを引き起こせます。攻撃の敷居を下げ、サイバー攻撃の大衆化・産業化を招いた点で問題視されています。選択肢aのExploit Kitが、専門知識がなくても脆弱性を悪用した攻撃ができる統合ツールとして正解です。他の選択肢を確認すると、iLogScannerはIPAが提供するWebサーバのログから攻撃の痕跡を分析するツール、MyJVNはIPAが提供する脆弱性対策情報を効率的に収集・管理するためのサービス(防御側のツール)、Remote Access Toolは遠隔操作のためのツール(不正に使われるとRATと呼ばれる)であり、いずれも「脆弱性を悪用する攻撃用プログラムを統合したもの」というExploit Kitの説明とは異なります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
iLogScannerは、IPA(情報処理推進機構)が提供する、Webサーバのアクセスログを解析して攻撃の痕跡(SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングの試みなど)を検出するツールです。防御・分析側のツールであり、脆弱性を悪用して攻撃する側のExploit Kitとは目的が正反対です。IPAが提供するWebサーバのアクセスログを解析して攻撃の痕跡を検出する防御・分析側のツールであり、脆弱性を悪用して攻撃する側のExploit Kitとは目的が正反対です。
選択肢 ウ
MyJVNは、IPAが提供する、脆弱性対策情報を効率的に収集・管理するためのフレームワーク・サービスです。利用者が自分の環境の脆弱性対策状況を確認するための防御側のツールであり、脆弱性を悪用して攻撃するExploit Kitとは目的が異なります。IPAが提供する脆弱性対策情報を収集・管理する防御側のサービスであり、脆弱性を悪用して攻撃するExploit Kitとは目的がまったく異なります。
選択肢 エ
Remote Access Toolは、コンピュータを遠隔から操作するためのツールです。正規の遠隔保守などにも使われますが、不正に使われる場合はRAT(Remote Access Trojan)と呼ばれます。脆弱性を悪用する攻撃用プログラムを統合したExploit Kitとは異なります。コンピュータを遠隔操作するツールで、不正に使われる場合はRATと呼ばれます。脆弱性を悪用する攻撃用プログラムを統合したExploit Kitとは異なるものです。

解くときのポイント

Exploit Kit=OSやアプリの脆弱性を悪用する攻撃コードと管理機能を統合したツールキット。専門知識なしで攻撃可能にし、攻撃を大衆化させる。防御側ツール(iLogScanner=ログ解析、MyJVN=脆弱性情報収集)とは区別する。