正解は ウ
EAP-TLSは、IEEE 802.1X(ネットワークへのアクセス制御の規格)で使われる認証方式の一つで、ディジタル証明書を用いて、認証サーバ(RADIUSサーバなど)とクライアント(利用者の端末)が互いに相手を認証する「相互認証」を行う方式です。クライアントとサーバの双方がそれぞれディジタル証明書をもち、TLSのハンドシェイクを通じて互いの証明書を検証し合うため、サーバのなりすまし(偽のアクセスポイントなど)も、不正なクライアントの接続も防げる、非常に高い安全性をもつ方式です。選択肢cの「ディジタル証明書による認証サーバとクライアントの相互認証」が、EAP-TLSが行う認証として正しく、正解です。他の選択肢を確認すると、CHAPを用いたチャレンジレスポンスによる利用者認証は別のEAP方式(EAP-MD5など)、共通鍵とワンタイムパスワードによる認証も別の方式、利用者IDとパスワードによる認証も証明書を用いないより簡易な方式であり、いずれもクライアントとサーバ双方の証明書による相互認証というEAP-TLSの特徴とは異なります。EAP-TLSは双方が証明書をもつ相互認証である点が最大の特徴です。
EAP-TLS=IEEE 802.1Xで、クライアントとサーバ双方のディジタル証明書による相互認証を行う高セキュリティ方式。証明書を使わないパスワード方式(EAP-MD5等)やID/パスワード認証とは区別する。双方が証明書をもつのが特徴。