正解は ウ
コンピュータグラフィックスの各技法の定義を問う問題です。ラジオシティ法(Radiosity)は、光を「拡散反射」する面(マット面)間での光エネルギーの相互反射を計算する手法です。各面のパッチ間の形態係数(放射率・面積・角度関係)を計算し、有限要素法的に解くことで室内空間などのリアルなグローバルイルミネーション(全体照明)を再現できます。レイトレーシングは鏡面反射・透過には強いですがラジオシティ法と組み合わせてより完全な光シミュレーションが可能です。選択肢 c の「拡散反射面間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を求める」がラジオシティ法の正確な説明です。
CGの4手法を整理:①テクスチャマッピング=表面に画像貼り付け、②レイトレーシング=光線追跡で鏡面反射・影を計算、③ラジオシティ法=拡散反射面間の相互照明、④メタボール=等値面による有機的形状モデリング。混同しやすいので各定義を確実に覚える。