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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

ROI(Return on Investment:投資収益率)は情報化投資の効果測定指標として頻出です。計算式は ROI = 利益(効果)÷ 投資額 × 100(%)で、分子は「投資によって生み出された利益(売上増やコスト削減など)」、分母は「投資額」です。例えば、100万円の投資で30万円のコスト削減が実現した場合、ROI = 30 ÷ 100 = 30%となります。選択肢 a の「売上増やコスト削減などによって創出された利益額を投資額で割ったもの」が ROI の正確な定義です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「売上高投資金額比や従業員当たりの投資金額を他社と比較したもの」はベンチマーキングや投資比率の指標の説明です。ROIは投資に対するリターン(利益)の比率であり、他社比較の概念は含みません。
選択肢 ウ
「現金流入の現在価値から現金流出の現在価値を差し引いたもの」はNPV(Net Present Value:正味現在価値)の説明です。NPVは将来キャッシュフローを現在価値に割り引く概念を含みますが、ROIは単純な利益÷投資額です。
選択肢 エ
「プロジェクトを実施しない場合の市場での競争力を表したもの」は機会費用(Opportunity Cost)や競争優位性の概念に近い説明です。ROIとは全く異なる概念です。

解くときのポイント

IT投資評価指標の整理:ROI(投資収益率)=利益÷投資額、IRR(内部収益率)=NPV=0となる割引率、NPV(正味現在価値)=将来CF現在価値の合計−初期投資、回収期間法=投資額を何年で回収できるか。ROIは最もシンプルな指標。