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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

関係演算の「和(Union)」は、2つの関係R(テーブル)とS(テーブル)を合わせた全てのタプル(行)の集合を返す演算です。結果はRとSの両方のタプルを含み、重複は除外されます。問題の図([DIAGRAM_HERE])で示される関係XはRとSの全タプルを合わせたものであり、これは和演算の定義と一致します。なお、和演算を適用するにはRとSが同じスキーマ(同じ属性と型)を持つ必要があります(和両立性)。選択肢dの「和」が正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「IDで結合」は自然結合(Natural Join)または等結合(Equijoin)の説明です。共通属性(ID)を使って2つのテーブルの行を組み合わせる演算であり、和演算とは異なります。
選択肢 イ
「差」は関係Rに存在してSには存在しないタプルのみを返す集合差演算です。和は両方を合わせ、差はRからSを引く演算で反対の操作です。
選択肢 ウ
「直積(デカルト積)」はRの全タプルとSの全タプルの全組み合わせを返す演算です。属性数はRとSの合計となり、タプル数はR×Sの積になります。和演算とは全く異なります。

解くときのポイント

関係代数5演算の区別:和(∪:両方の全タプル)・差(−:一方にのみ存在するタプル)・積(∩:共通タプル)・直積(×:全組み合わせ)・選択・射影・結合。「和=集合のUnion」をSQL的に言えばUNION句に相当する。