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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

エネルギーハーベスティング(環境発電)は、周囲の環境に存在するわずかなエネルギー(光・熱・振動・電波・運動・圧力など)を収穫(harvest)して電力に変換し、電子機器を動作させる技術です。電池交換や外部電源が不要、あるいは電池の寿命を延ばせるため、IoTセンサやワイヤレススイッチなど、多数を設置して保守の手間を減らしたい用途で注目されています。選択肢cは「スイッチを押す力を電力に変換して作動するRFリモコン」で、スイッチを押すという動作(運動・圧力エネルギー)から発電し、その電力で無線信号を送信するため、まさにエネルギーハーベスティングの適用例であり正解です。電池を内蔵せずに押下の力だけで動作する点が、環境発電の典型的な活用です。他の選択肢のように、AC電源で充電したバッテリや無停電電源装置といった外部から供給された電力に依存するものは、環境中のエネルギーを収穫しているわけではないため該当しません。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「AC電源で充電したバッテリで駆動される携帯電話機」は、商用のAC電源という外部から供給された電力をバッテリに蓄えて使う一般的な給電方式です。周囲の環境エネルギーを収穫して発電しているわけではないため、エネルギーハーベスティングの適用例には当たりません。商用電源から供給された電力をバッテリに蓄えて使う一般的な給電方式であり、周囲の環境に存在するエネルギーを収穫して発電するエネルギーハーベスティングには当たりません。
選択肢 イ
「インバータ制御を用いるエアーコンディショナの室外機」は、インバータで電力を制御してモータの回転数を効率よく調整する省エネ技術の説明です。供給された電力を効率的に使う技術であって、環境中のエネルギーを収穫して発電するエネルギーハーベスティングとは異なります。供給された電力を効率よく制御してモータ回転数を調整する省エネ技術であり、環境中のエネルギーを収穫して自ら発電するエネルギーハーベスティングとは原理が異なります。
選択肢 エ
「無停電電源装置を備えたデータサーバ」は、停電時にもバッテリなどから電力を供給して稼働を継続させるUPSの説明です。蓄えた電力で給電を継続する仕組みであり、周囲の環境からエネルギーを収穫して発電するエネルギーハーベスティングとは目的も原理も異なります。停電時に蓄えた電力で給電を継続するUPSの仕組みであり、周囲の環境からエネルギーを収穫して発電するエネルギーハーベスティングとは目的も発電原理も全く異なります。

解くときのポイント

エネルギーハーベスティング=光・熱・振動・圧力・電波など環境中の微小エネルギーを収穫して発電。電池レス・電池長寿命化でIoT機器に有用。『押す力で発電』『振動で発電』が典型例。外部電源依存のものは該当しない。