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正解は エ

解説

半導体業界のビジネスモデルに関する問題です。ファウンドリ(foundry)サービスとは、自社では半導体製品の企画・設計を行わず、他社(ファブレス企業など)から設計データを受け取って、その製造(ウェハの加工)を専門に請け負う事業形態です。製造設備(ファブ)への巨額の投資と高度な製造技術を活かし、複数の顧客の製品を受託生産することで設備を効率的に稼働させます。選択肢dは「他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造を行う」とあり、ファウンドリサービスの定義そのものなので正解です。半導体業界の主なビジネスモデルには、企画・設計・製造・販売を一貫して自社で行うIDM(垂直統合型)、製造設備をもたず企画・設計・開発に特化するファブレス、そして製造を専門に請け負うファウンドリがあります。ファブレスとファウンドリは「設計だけ」「製造だけ」と役割を分担し合う補完関係にある点を理解すると、各モデルの違いが明確になります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「商号や商標の使用権とともに、一定地域内での商品の独占販売権を与える」は、フランチャイズの説明です。本部が加盟店に商標やノウハウの使用権と販売権を与えるビジネスモデルであり、半導体の製造を請け負うファウンドリサービスとは全く異なります。本部が加盟店に商標やノウハウの使用権と一定地域の独占販売権を与えるフランチャイズの説明であり、他社の半導体製造を請け負うファウンドリサービスとは全く異なります。
選択肢 イ
「自社で半導体製品の企画、設計から製造までを一貫して行い、自社ブランドで販売する」は、IDM(垂直統合型デバイスメーカ)の説明です。企画から製造・販売までを自社で完結する形態であり、他社の製造を請け負うファウンドリとは対照的なビジネスモデルです。企画から製造・販売までを自社で一貫して完結するIDM(垂直統合型)の説明であり、他社の製造を受託専門に行うファウンドリとは対照的なビジネスモデルです。
選択肢 ウ
「製造設備をもたず、半導体製品の企画、設計及び開発を専門に行う」は、ファブレス企業の説明です。設計に特化し製造は外部(ファウンドリ)に委託する形態であり、その製造を受託する側であるファウンドリサービスとは役割が逆の関係です。設計に特化し製造は外部に委託するファブレス企業の説明であり、その製造を受託する側であるファウンドリサービスとは役割が逆の補完関係にあります。

解くときのポイント

半導体ビジネスモデル:IDM(企画〜製造〜販売を一貫)、ファブレス(設計に特化・製造は委託)、ファウンドリ(製造を受託専門)。ファブレスとファウンドリは設計と製造を分担する補完関係。『製造を請け負う』=ファウンドリ。