この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

定性的な評価項目を定量化し、重み付けして全体の目標達成度を算出する問題です。各評価項目の評価点は「重み×4段階評価点」で求め、その合計を「全項目が目標どおり(最高点)だった場合の合計」で割って達成度(%)とします。4段階評価点は、目標どおり=3点、ほぼ目標どおり=2点、部分改善=1点、変わらず=0点です。まず実際の評価点を計算します。省力化効果(重み5・目標どおり3点)=5×3=15、期間の短縮(重み8・変わらず0点)=8×0=0、情報の統合化(重み12・部分改善1点)=12×1=12で、合計は15+0+12=27です。次に、全項目が目標どおり(各3点)だった場合の合計は (5+8+12)×3 =25×3 =75です。したがって目標達成度は 27÷75 =0.36 =36% となり、選択肢bが正解です。重みの大きい項目(情報の統合化=重み12)の評価が低いと達成度が大きく下がる点に注目すると、重み付き評価の意味が理解できます。なお選択肢aの27は重み付き評価点の素点そのもので、達成度(%)に換算していない誤りに注意します。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
27は誤りです。これは実際の重み付き評価点の合計(5×3+8×0+12×1=27)そのものであり、達成度(%)への換算を行っていません。問いは「全て目標どおりだった場合に対し何%か」を尋ねているので、満点75で割って36%とする必要があり、素点の27をそのまま答えとするのは誤りです。問いは全項目が目標どおりだった場合に対し何%かを尋ねているので、満点75で割って36%とする必要があり、換算前の素点27をそのまま答えとするのは明確な誤りです。
選択肢 ウ
43は誤りです。正しい達成度は27÷75=36%であり、43%になる計算過程は存在しません。各項目の評価点(特に重み12の情報の統合化を部分改善=1点)や満点75の計算を取り違えると生じうる値で、正しい重み付けの計算とは一致しません。正しい達成度は27÷75=36%であり、43%となる計算過程は存在しません。各項目の評価点や満点75の計算を取り違えた場合に生じうる、根拠を欠いた値です。
選択肢 エ
52は誤りです。例えば情報の統合化を部分改善(1点)ではなく、ほぼ目標どおり(2点)と取り違えると 5×3+8×0+12×2=39、39÷75=52% となります。これは4段階評価点の割り当てを誤った場合の値で、表の「部分改善=1点」に正しく従えば36%が正解です。情報の統合化を部分改善(1点)ではなくほぼ目標どおり(2点)と取り違えると39÷75=52%となります。表の『部分改善=1点』に正しく従えば36%が正解です。

解くときのポイント

重み付き達成度=(Σ重み×評価点)÷(Σ重み×最高点)。4段階評価点(目標どおり3・ほぼ2・部分改善1・変わらず0)の割り当てを正確に。素点(27)を%に換算せず答える誤りに注意。満点で割って%にする。