正解は イ
パレート図は、項目ごとの件数(または金額など)を大きい順に並べた棒グラフと、その累積比率を表す折れ線グラフを組み合わせた図です。どの要因が全体に占める割合が大きいかを一目で把握でき、「上位の少数の要因が全体の大部分を占める」というパレートの法則(80対20の法則)に基づいて、重点的に対策すべき要因を絞り込むのに役立ちます。本問は「発生要因ごとの件数の記録を基に、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現する」のに適した図法を問うており、件数を降順に並べて主要因を際立たせ、累積比率で「上位いくつでどれだけをカバーするか」を示せるパレート図がまさに該当するため、選択肢bが正解です。パレート図はQC七つ道具の一つで、品質改善や故障分析において「限られた資源をどの要因の対策に投じれば最も効果が大きいか」を定量的に示す、重点指向の代表的な手法です。限られた資源をどの要因の対策に投じれば効果が大きいかを定量的に示す、重点指向の代表的な手法である点も押さえておきましょう。
QC七つ道具の使い分け:パレート図(件数を降順+累積で重点把握)、特性要因図(要因の洗い出し・魚の骨)、連関図(複雑な因果の整理)、散布図(相関)、ヒストグラム(分布)。『件数の多い主要因を絞る』=パレート図。