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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

パレート図は、項目ごとの件数(または金額など)を大きい順に並べた棒グラフと、その累積比率を表す折れ線グラフを組み合わせた図です。どの要因が全体に占める割合が大きいかを一目で把握でき、「上位の少数の要因が全体の大部分を占める」というパレートの法則(80対20の法則)に基づいて、重点的に対策すべき要因を絞り込むのに役立ちます。本問は「発生要因ごとの件数の記録を基に、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現する」のに適した図法を問うており、件数を降順に並べて主要因を際立たせ、累積比率で「上位いくつでどれだけをカバーするか」を示せるパレート図がまさに該当するため、選択肢bが正解です。パレート図はQC七つ道具の一つで、品質改善や故障分析において「限られた資源をどの要因の対策に投じれば最も効果が大きいか」を定量的に示す、重点指向の代表的な手法です。限られた資源をどの要因の対策に投じれば効果が大きいかを定量的に示す、重点指向の代表的な手法である点も押さえておきましょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
特性要因図(フィッシュボーン図/石川ダイアグラム)は、ある結果(特性)に影響を与える要因を、魚の骨のような形に体系的に整理する図です。要因を漏れなく洗い出して因果関係を整理するのに使うものであり、件数の多寡で要因を順位付けして上位を際立たせるという、本問の目的には適していません。要因を漏れなく洗い出して因果関係を整理する図であり、件数の多寡で要因を順位付けして上位を際立たせる本問の目的には適していません。
選択肢 ウ
マトリックス図は、二つ以上の要素を行と列に配置し、その交点で対応関係や評価の有無・度合いを整理する図です。多元的な関連や対応を把握するのに向いていますが、故障要因を件数の多い順に並べて主要因を明確化するという、パレート図が得意とする用途には適していません。多元的な関連や対応を整理するのに向く図であり、故障要因を件数の多い順に並べて主要因を明確化するという用途には適していません。
選択肢 エ
連関図は、複雑に絡み合った要因間の因果関係を矢印でつないで整理する図で、原因と結果の関係が入り組んだ問題の構造を解きほぐすのに用います。要因を件数で順位付けして上位の主要因を際立たせるパレート図とは、目的(構造把握か重点把握か)が異なります。入り組んだ因果関係を解きほぐすのに用いる図であり、要因を件数で順位付けして上位の主要因を際立たせるパレート図とは目的が異なります。

解くときのポイント

QC七つ道具の使い分け:パレート図(件数を降順+累積で重点把握)、特性要因図(要因の洗い出し・魚の骨)、連関図(複雑な因果の整理)、散布図(相関)、ヒストグラム(分布)。『件数の多い主要因を絞る』=パレート図。