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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

バーンダウンチャートは、アジャイル開発(スクラムなど)で進捗を可視化するために用いるグラフで、縦軸に「残作業量(残ストーリーポイントや残工数)」、横軸に「時間(イテレーションの経過日数など)」をとります。作業が進むにつれて残作業量が減っていくため、グラフは右下がりとなり、最終的に0(すべて完了)に近づきます。理想線(破線=予定)と実績線(実線)を並べて比較することで、計画より進んでいるか遅れているかを一目で把握でき、進捗の遅れを早期に発見して対策を打てる点が特徴です。選択肢aは縦軸が「残作業量」で、予定・実績とも時間とともに減少して0に近づくグラフであり、バーンダウンチャートの定義に合致するため正解です。「残量が燃え尽きるように(burn down)減っていく」という名称の由来を理解すれば、右下がりで0へ向かう形であることを確実に判別できます。なお、残作業ではなく完了済み作業の累積を示す右上がりのグラフは「バーンアップチャート」と呼ばれ、対比して覚えておくとよいでしょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
縦軸が「発生不具合数」で時間に対してU字型になるグラフは、製品のライフサイクルにおける故障率の推移(バスタブ曲線)に似た不具合発生の様子を示すもので、バーンダウンチャートではありません。残作業量の推移を表すバーンダウンチャートは一貫して右下がりで0へ向かう形であり、初期と終盤で増えるU字型にはなりません。
選択肢 ウ
縦軸が「累積バグ数」で時間とともに増加し飽和するS字型のグラフは、テスト工程における信頼度成長曲線(ゴンペルツ曲線やロジスティック曲線)の説明です。累積値が増えていく右上がりの曲線であり、残作業量が減っていく右下がりのバーンダウンチャートとは、形状が逆で目的も異なります。累積値が増えていく右上がりの曲線であり、残作業量が減っていく右下がりのバーンダウンチャートとは形状が逆で、目的も異なります。
選択肢 エ
縦軸が「要員数」で時間に対して階段状に増減するグラフは、プロジェクトの局面に応じた人員配置を示す要員計画(要員山積み)のグラフです。投入する人数の推移を表すものであり、残作業量が燃え尽きていく様子を示すバーンダウンチャートとは、表す対象も形状もまったく異なります。投入する人数の推移を表すグラフであり、残作業量が燃え尽きていく様子を示すバーンダウンチャートとは表す対象も形状もまったく異なります。

解くときのポイント

バーンダウンチャート=縦軸『残作業量』、横軸『時間』、右下がりで0へ。混同しやすい:信頼度成長曲線(累積バグ・S字右上がり)、バスタブ曲線(故障率U字)、要員山積み(階段状)。縦軸ラベルで即判別。