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正解は エ

解説

J-CRAT(サイバーレスキュー隊)は、IPAが運営する「サイバーレスキュー隊事案対応支援室」の略称です。主な役割は、標的型サイバー攻撃の被害に遭った組織からの相談を受け、技術的な支援や助言を提供することです。特に重要なのは、被害組織の支援だけでなく、同様の手口による連鎖的な被害の拡大を防ぐための活動も行っている点です。J-CRATは支援要請があった場合に、専門家チームを派遣して対応する事案対応支援の形態を取っています。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
24時間体制でのネットワーク監視サービスは、セキュリティベンダーが提供する「SOC(Security Operation Center)」の役割です。J-CRATは常時監視サービスではなく、インシデント発生時の支援を行う組織です。
選択肢 イ
インシデント対応の方針や手順の策定は、基本的に被害組織自身が行うべきものです。J-CRATは技術的な支援や助言を提供しますが、組織の意思決定に代わって主体的に方針を決定する立場ではありません。
選択肢 ウ
重要インフラ事業者間の情報共有の場を提供する組織は「J-CSIP」であり、J-CRATとは異なります。J-CRATは特定の業界に限定せず、標的型攻撃の被害組織全般を支援します。

解くときのポイント

セキュリティ関連の組織は似たような名称が多いため、混乱しやすいです。J-CRAT(サイバーレスキュー隊)は「事案対応支援」が主な役割、J-CSIPは「情報共有」が主な役割、というように、それぞれの組織の主要機能を覚えておくと良いでしょう。