正解は イ
情報化投資の管理手法に関する問題です。IT ポートフォリオは、金融の資産運用におけるポートフォリオ管理の考え方を情報化投資に応用したもので、IT 投資案件をリスクや投資価値(戦略性・効果)の類似性によってカテゴリ分けし、カテゴリごとの投資配分を全体最適の観点から決定する手法です。例えば投資を「戦略型」「情報型」「トランザクション型」「インフラ型」のような区分に分類し、企業戦略に照らして各カテゴリへの資源配分のバランスを管理します。個々の案件を個別に判断するのではなく、投資全体を俯瞰してバランスを取ることが特徴で、問題文の「リスクや投資価値の類似性でカテゴリ分けし、最適な資源配分を行う」はまさにこの説明です。イが正解です。情報化投資の評価・管理に関する用語としては、ほかに投資対効果の指標(ROI)や、業務とシステムの全体最適化を図る EA(エンタープライズアーキテクチャ)などが頻出であり、それぞれの目的の違いを整理しておくことが重要です。
「リスクと投資価値でカテゴリ分け+資源配分」=IT ポートフォリオ。3C=事業環境分析、EA=業務とシステムの全体最適の設計図、ベンチマーキング=他社優良事例との比較、とキーワードで判別する。