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正解は ア

解説

RAID の分類に関する問題です。RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は複数のディスクを組み合わせて性能や信頼性を高める技術で、データの配置方法と冗長化の方式によって RAID0〜RAID6 などのレベルに分類されます。問題文の「ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式」は RAID1 の説明です。RAID1 は同じデータを2台(以上)のディスクに同時に書き込む方式で、一方のディスクが故障してももう一方に完全な複製が残っているため、データを失わずに運用を継続し、復元できます。容量効率は50%と低いものの、構成が単純で復旧が容易なことが特徴です。なお RAID0 はストライピング(分散書き込み)のみで冗長性がなく、RAID2〜4 はパリティや誤り訂正符号を専用ディスクに置く方式、RAID5 はパリティを全ディスクに分散する方式です。アが正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
RAID2 はハミング符号という誤り訂正符号を使い、データをビット単位で複数ディスクに分散したうえで、訂正符号専用のディスクを複数追加する方式です。ミラーリング(同一データの複製)ではなく符号計算による冗長化であり、問題文の説明と合致しません。必要なディスク本数が多く構成が複雑でオーバヘッドも大きいため、実際の製品ではほとんど採用されていない歴史的な方式です。
選択肢 ウ
RAID3 はデータをビット単位またはバイト単位で複数ディスクにストライピング(分散書き込み)し、パリティ(誤り検出・復元用の情報)を専用のパリティディスク1台に書き込む方式です。冗長化の手段はパリティ計算であってミラーリングではありません。障害時は同一データの複製から戻すのではなく、パリティと残りのディスクから計算によってデータを復元します。
選択肢 エ
RAID4 はデータをブロック単位でストライピングし、パリティを専用のパリティディスク1台に置く方式です。RAID3 との違いは分散の単位がブロック単位である点だけで、こちらも冗長化はパリティでありミラーリングは使いません。パリティディスクへ書き込みが集中してボトルネックになりやすい欠点があり、パリティを全ディスクに分散させた改良版が RAID5 です。

解くときのポイント

RAID は「0=ストライピングのみ」「1=ミラーリング」「2〜4=専用ディスクに符号/パリティ」「5=パリティ分散」と整理。ミラーリングという語が出たら RAID1 で確定。