正解は エ
高信頼化システム構成の用語問題です。デュアルシステムは、同じ処理を行う2系統のシステムを並行して動作させ、一定時間ごとに両者の処理結果を照合(クロスチェック)することで、誤りの検出と高い信頼性を実現する構成です。一方の系統に障害が起きても、もう一方だけで処理を継続できます。エの「一つの処理を2系統のシステムで独立に行い、結果を照合する」がこの説明に該当し、正解です。銀行の勘定系や鉄道の制御システムなど、結果の正しさが極めて重要なシステムで採用されます。混同しやすいのがデュプレックスシステムで、こちらは現用系(本番処理を行う系)と待機系(障害時に引き継ぐ系)で構成され、通常時は待機系が別の処理(バッチ処理など)を行ったり待機したりしています。「2系統が常に同じ処理をして結果を照合=デュアル」「現用と待機の役割分担=デュプレックス」という対比で覚えるのが定石です。両者は名前が似ているため、毎回この観点で確認する癖をつけましょう。
デュアル=2系統が同じ処理+結果照合、デュプレックス=現用系+待機系。「照合」とくればデュアル、「待機系が引き継ぐ」とくればデュプレックスと即断しよう。