この試験の対策ガイド

基本情報技術者試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は イ

解説

デイジーチェーンは、機器 A から機器 B へ、B から C へと、数珠つなぎ(直列)に機器を接続していく接続形態です。「デイジー(ひなぎく)の花輪」のように機器が一列につながることからこの名前が付いています。イの記述は、PC の Thunderbolt ポートから1台目のディスプレイへ、さらに1台目のディスプレイから2台目のディスプレイへとケーブルを順につないでおり、まさにデイジーチェーンの典型例です。Thunderbolt や旧来の SCSI、楽器制御の MIDI などがデイジーチェーン接続をサポートする代表的な規格として知られています。これに対し、ハブを中心に各機器を放射状に接続する形態はスター型接続と呼ばれ、USB ハブやネットワークハブ(スイッチングハブ)を使った接続はこちらに分類されます。接続形態(トポロジ)の名称と実例を対応付けて覚えておくと、ネットワーク分野のバス型・スター型・リング型の問題にも応用できます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
PC と計測機器を RS-232C で、PC とプリンタを USB でそれぞれ接続する形態は、PC を起点とした2本の独立したポイントツーポイント(1対1)接続です。機器から次の機器へ順につないでいく数珠つなぎの構造がないため、デイジーチェーンには該当しません。接続の本数ではなく「機器を経由して次の機器につながるか」が判定基準です。
選択肢 ウ
キーボード・マウス・プリンタを USB ハブにつなぎ、ハブと PC を接続する形態は、ハブを中心に機器が放射状に接続されるスター型接続です。各機器はハブと1対1で接続されており、機器同士が直列につながっているわけではありません。USB は規格としてはハブを介したスター型(ツリー型)接続を採用しています。
選択肢 エ
数台のネットワークカメラと PC をネットワークハブに接続する形態も、ハブを中心として各機器が放射状につながるスター型接続です。LAN で一般的なスイッチングハブを使う構成はすべてスター型に分類され、機器から機器へと直列に数珠つなぎになるデイジーチェーンとは構造が根本的に異なります。「ハブ」という語が出てきたらスター型を疑う、という判別の目安が有効です。

解くときのポイント

デイジーチェーン=数珠つなぎ(機器→機器→機器)。「ハブ」が登場したらスター型。Thunderbolt・SCSI・MIDI がデイジーチェーンの代表例と覚えておく。