正解は イ
論理回路の基本動作を問う問題です。「二つの入力A、Bがともに1のときだけ、出力Xが0になる」という条件を満たす回路を考えます。NAND回路(否定論理積)は、AND回路の出力を反転したもので、真理値表は A=0,B=0→X=1、A=0,B=1→X=1、A=1,B=0→X=1、A=1,B=1→X=0 となります。出力が0になるのは両入力が1のときだけであり、問題の条件と完全に一致します。正解はイです。NANDは「Not AND」の名のとおり、ANDの結果(両方1のときだけ1)をちょうど裏返した動作をします。なおNAND回路は、それだけを組み合わせればAND・OR・NOTなどあらゆる論理回路を構成できる「万能ゲート」としても重要で、半導体チップの基本素子として広く使われています。論理回路の問題では、問題文の日本語の条件をまず真理値表に書き起こし、各ゲートの真理値表と1行ずつ照合するのが最も確実でミスの少ない解法です。
論理回路は条件を真理値表化して照合が鉄則。AND=両方1で1、NAND=両方1で0、OR=両方0で0、XOR=異なれば1。「〜のときだけ」の限定条件を見落とさないこと。