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情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

「社外秘情報とは知らなかった」という言い訳を防ぐためのセキュリティ対策として最も有効なのは「情報の管理レベルについてのラベル付け(選択肢d)」です。ラベル付けとは、文書・ファイル・メールなどに「社外秘」「機密」「公開」などの分類ラベルを付与することです。これにより従業員は情報を扱う時点で管理レベルを認識でき、「知らなかった」という抗弁を成立させないことができます。情報の機密分類(Classification)はISO/IEC 27001の管理策でも定められており、情報の価値・リスクに応じた取り扱い基準の明確化が目的です。これは知識確認義務(nemo tenetur principle)の観点からも重要で、周知徹底とラベル付けを組み合わせることで従業員の認識義務を明確にします。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「権限がない従業員が文書にアクセスできないようにする」はアクセス制御の説明です。不正アクセスを防ぐ技術的対策ですが、「知らなかった」という言い訳への対処にはなりません。アクセスできても情報の機密性を認識できなければ、取り扱いの誤りは防げません。
選択肢 イ
「従業員との信頼関係の維持を目的とした職場環境の整備」は組織的・人的セキュリティ対策の一部ですが、情報の管理レベルを認識させる直接的な手段ではありません。
選択肢 ウ
「従業員に対する電子メールの外部送信データ量の制限」は情報漏洩の技術的防止策(DLP)ですが、情報の管理レベルを周知して認識させる手段ではないため、「知らなかった」への対処にはなりません。

解くときのポイント

「知らなかった」抗弁を防ぐ対策=ラベル付け(情報分類)+周知教育。ラベル付けで情報の機密レベルを可視化し、従業員が取り扱い時に機密性を認識できる状態にすることが目的。技術的アクセス制御(a,c)は別の目的の対策。