この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は ア

解説

RPA(Robotic Process Automation)は、人間がPC上で行う定型的・反復的な業務作業をソフトウェアロボットが自動化する技術です。全社的なRPA導入の留意点として最も重要なのは「各業務部門と情報システム部門が連携してRPA対象業務に対して業務標準化・自動化の推進体制を整備すること(選択肢a)」です。RPAを全社展開する際に起きがちな失敗:①部門ごとに独自にRPAを開発してメンテナンスが属人化②対象業務が標準化されていないため自動化が困難③システム変更時にロボットが動かなくなる。全社推進には情報システム部門が中心となり、対象業務の標準化・ガバナンス体制・変更管理の仕組みを整えることが不可欠です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「業務フローが固定的で画面変更が少ない業務よりも変更が多い業務に適用する」は逆です。RPAは画面構成・業務フローが安定している業務に向いており、頻繁に変更される業務にRPAを適用するとメンテナンスコストが高くなり逆効果です。
選択肢 ウ
「情報システム部門や他部門との連携は行わずに個々の部門で独立して進める」はRPAの全社推進において最も避けるべき状況です。部門ごとの独自RPA開発は標準化の欠如・ガバナンス不在・ソフトウェア資産の乱立を招きます。
選択肢 エ
「ルール化された処理や繰り返し処理が多い業務よりも例外処理が多い業務に適用する」は逆です。RPAが最も効果を発揮するのは定型的・ルールベース・繰り返しの多い業務です。例外処理が多い業務はAI連携やBPM改革が必要で、単純なRPAには不向きです。

解くときのポイント

RPA向きの業務:定型的・繰り返し・ルールが明確・画面が安定。RPA不向き:例外多い・画面変更頻繁・判断が必要。全社推進の要点:情報システム部門が中心に業務標準化・ガバナンス体制を整備してから展開。