正解は ア
JIS Q 27001:2014附属書Aには,システム開発のセキュリティに関する管理策が含まれ,セキュリティ機能の試験は開発プロセスの中(適切な工程)で実施することが望まれます。設問では,セキュリティ機能の試験を『開発期間が終了した後に』実施しているという状況が問題です。開発後にまとめて試験すると,欠陥の発見が遅れ手戻りが大きくなり,セキュリティ確保の観点から不適切なため,監査人が指摘事項として記載すべきものに該当します。したがって正解はaです。選択肢b(セキュリティに配慮した開発環境),c(外部委託先の監督・監視でセキュリティを考慮),d(パッケージの変更を必要なものに限定)は,いずれも管理策に沿った適切な状況であり,指摘すべき問題点ではありません。『開発後に試験』という時期の不適切さが指摘対象です。
セキュリティ機能の試験は『開発工程の中で』実施すべき。開発後にまとめて実施は手戻り増で指摘対象。適切な管理策の実施状況は指摘しない。