この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は ウ

解説

システム監査報告書に記載する指摘事項は,客観的な監査証拠に裏付けられ,かつ事実誤認がないものでなければなりません。そのため監査人は,調査結果に事実誤認がないことを監査対象部門に確認した上で,指摘事項とすべきと判断した事項を記載します。したがって正解はc『調査結果に事実誤認がないことを監査対象部門に確認した上で,監査人が指摘事項とする必要があると判断した事項を記載する』です。これにより,報告書の客観性と正確性が確保されます。選択肢aは『監査証拠による裏付けの有無にかかわらず』記載するとする点が誤り(証拠による裏付けが必要),bは監査対象部門の責任者の『承認』を要件とする点が誤り(指摘の採否は監査人が独立して判断),dは重要性を考慮せず全て記載するとする点が誤りです。証拠の裏付けと事実確認,監査人の独立した判断が要点です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
監査証拠による裏付けの有無にかかわらず記載するのは不適切です。指摘事項は客観的な監査証拠に裏付けられている必要があり,根拠のない指摘は報告書の信頼性を損ないます。
選択肢 イ
監査対象部門の責任者の承認を得た事項だけを記載するのは誤りです。指摘の採否は監査人が独立した立場で判断するもので,被監査側の承認を要件とすると独立性が損なわれます。
選択肢 エ
不備の内容や重要性を考慮せず全てを漏れなく記載するのは適切ではありません。重要性を踏まえて指摘事項を整理し,意味のある指摘を行うことが求められます。

解くときのポイント

指摘事項は『監査証拠の裏付け+対象部門への事実確認+監査人の独立判断』。承認は不要,証拠なしや重要性無視はNG。