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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

NISTサイバーセキュリティフレームワーク(NIST CSF)1.1版の「フレームワークコア」を構成する5つの機能は「識別(Identify)・防御(Protect)・検知(Detect)・対応(Respond)・復旧(Recover)」(b:正解)。各機能の概要:①識別(Identify):資産管理・リスクアセスメント・ガバナンス等で組織のサイバーセキュリティリスクを把握、②防御(Protect):アクセス制御・訓練・データセキュリティ等で影響を限定する対策を実施、③検知(Detect):継続的な監視・検知プロセスでセキュリティイベントを発見、④対応(Respond):インシデント対応計画・通知・分析・緩和・改善を実施、⑤復旧(Recover):回復計画・改善・通知でサービスを適時に復旧。NISTはCSF 2.0でガバナンス(Govern)機能を追加した6機能構成に更新している。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「観察・状況判断・意思決定・行動」はOODAループ(Observe-Orient-Decide-Act)の説明で、元々は軍事的意思決定のフレームワーク。セキュリティ運用に応用されることもあるがNISTサイバーセキュリティフレームワークのコア機能の名称ではない。
選択肢 ウ
「準備・検知と分析・封じ込め/根絶/復旧・事件後の対応」はNIST SP 800-61(コンピュータセキュリティインシデントハンドリングガイド)のインシデント対応ライフサイクルの説明。CSFのフレームワークコア機能とは別の文書の分類体系であり、フェーズ数や名称が異なる。
選択肢 エ
「責任・戦略・取得・パフォーマンス・適合・人間行動」はCOBIT(IT ガバナンスフレームワーク)やその他のITガバナンスフレームワークの概念に近い記述であり、NISTサイバーセキュリティフレームワークのコア機能(識別・防御・検知・対応・復旧)とは名称も内容も異なる。

解くときのポイント

NIST CSF v1.1の5機能をIDPRRで覚える(Identify/Protect/Detect/Respond/Recover)。CSF 2.0ではGovern(ガバナンス)が追加されて6機能。試験では版数に注意。