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正解は エ

解説

ISMAP(Information system Security Management and Assessment Program:政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)で使用される「ISMAP管理基準」が基礎としているのは、「日本セキュリティ監査協会のクラウド情報セキュリティ管理基準(平成28年度版)」(d:正解)。ISMAPはクラウドサービスのセキュリティを評価・登録する日本政府の制度(2020年開始)で、登録されたクラウドサービスを政府機関が調達する際に活用する。ISMAP管理基準の基礎:ISO/IEC 27001(ISMS要求事項)・ISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)・ISO/IEC 27018(パブリッククラウドのPII保護)・JASA クラウド情報セキュリティ管理基準を統合して構成されている。中でも「JASA クラウド情報セキュリティ管理基準(平成28年度版)」が直接的な基礎となっている点が本問のポイント。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
FIPS 140-3は米国NISTが策定した暗号モジュールのセキュリティ要求事項であり、暗号ハードウェア・ソフトウェアの設計・実装要件を規定する米国連邦基準。ISMAP管理基準はISO/IEC規格やJASA基準を基礎とするもので、FIPS 140-3を直接の基礎とはしていない。
選択肢 イ
ISO/IEC 27018:2019(パブリッククラウドにおけるPII保護のガイドライン)はISMAPの参照規格の一つだが、本問は「ISMAP管理基準が基礎としているもの」を問い、JASA管理基準がより直接的な基礎となっている。ISO/IEC 27018はISMAP管理基準の参照元の一部ではあるが、単独では正解に該当しない。
選択肢 ウ
JIS Q 15001:2017(個人情報保護マネジメントシステム要求事項)はPマークの認定基準であり、国内の個人情報保護管理システムの要求事項を定める規格。ISMAPはクラウドサービス全般のセキュリティを対象とし、JIS Q 15001を直接の基礎とはしていない。

解くときのポイント

ISMAPは政府が認定したクラウドサービスのリスト(ISMAPクラウドサービスリスト)を公開し、政府機関のクラウド調達を支援する制度。管理基準の構造を理解しておく。