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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

スマートフォンのメールアプリでメールを受信する際、メールサーバとの通信をメール本文を含めて暗号化するプロトコルはIMAPS(b:正解)。IMAPS(Internet Message Access Protocol Secure)はIMAP4をSSL/TLSで暗号化したプロトコルで、デフォルトポートはTCP 993。IMAPはメールをサーバ上で管理しながら複数デバイスから同期できる特徴があり、スマートフォンとPC両方でメールを確認する現代の利用形態に適合している。他に暗号化メール受信プロトコルとしてPOP3S(POP3 over SSL、ポート995)もある。各選択肢の整理:APOP(a)は平文POP3にチャレンジレスポンス認証を追加したもので暗号化なし、POP3(c)は暗号化なしの平文プロトコル、SMTP Submission(d)はメール送信用プロトコルでTCP 587使用(受信ではなく送信)。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
APOP(Authenticated POP)はPOP3の認証方式の一つで、チャレンジレスポンス(MD5ハッシュ)を使ってパスワードを平文で送らない認証強化策。しかし通信経路全体の暗号化は行わないため、メール本文は平文で送受信される。本問には該当しない。
選択肢 ウ
POP3(Post Office Protocol 3)はTCP 110番を使う平文のメール受信プロトコルで、通信経路の暗号化機能を持たない。メール本文を含む全通信が平文で流れるため、盗聴リスクがある。暗号化するにはSTARTTLSまたはSSL/TLS(POPS)が必要となる。
選択肢 エ
SMTP Submission(TCP 587番)はメール「送信」に使うプロトコルで、メールクライアントからメールサーバへの送信時に使用する。本問はメールサーバからスマートフォンへの「受信」時の暗号化を問うており、送信用プロトコルであるSMTP Submissionは該当しない。

解くときのポイント

メール受信プロトコルの暗号化: POP3(110番・平文)、POP3S(995番・TLS)、IMAP(143番・平文)、IMAPS(993番・TLS)。スマートフォン等のモバイルではIMAPSが標準的。