この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は エ

解説

通信の暗号化と利用者認証の機能を持ち、遠隔コンピュータに安全にログインするためのプロトコルはSSH(Secure Shell)(d:正解)。SSHは主に以下の機能を提供する:①通信の暗号化(AES等の対称鍵暗号+Diffie-Hellman鍵交換)によって盗聴・改ざんを防止、②ホスト認証(接続先サーバの公開鍵フィンガープリントで正規サーバを確認)、③利用者認証(パスワード認証または公開鍵認証)。Telnetの代替として普及し、UNIXサーバへのリモートログイン・ファイル転送(SFTP/SCP)・ポートフォワーディングなどに広く使用される。デフォルトポートはTCP 22番。他の選択肢との違い:L2TPはVPNトンネリングプロトコル、LDAPはディレクトリ情報へのアクセスプロトコル、RADIUSは認証・認可・課金サーバのプロトコル。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)はVPN(Virtual Private Network)を構築するためのレイヤ2トンネリングプロトコルで、IPsecと組み合わせて暗号化を提供する(L2TP/IPsec)。リモートログイン(シェルアクセス)や利用者認証の機能はなく、SSHとは目的が異なる。
選択肢 イ
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)はディレクトリサービス(Active Directory等)へのアクセスプロトコルで、ユーザ情報・組織情報の検索・認証に使われる。リモートコンピュータへのログインシェルを提供する機能はなく、SSHの代替にはならない。
選択肢 ウ
RADIUS(Remote Authentication Dial-In User Service)はネットワークアクセスの認証・認可・課金(AAA)を提供するプロトコルで、無線LANやVPN接続の認証サーバとして使われる。コンピュータへのリモートログインシェルや通信経路の暗号化機能は持たない。

解くときのポイント

SSHの機能: ①通信の暗号化②公開鍵認証(パスワード認証より安全)③ポートフォワーディング(トンネリング)④SCPやSFTP(ファイル転送)。TELNETの平文通信をSSHに置き換えることが基本対策。