正解は エ
DNSSEC(DNS Security Extensions)はDNS応答の完全性と認証を確保するための拡張仕様で、「リゾルバが、リソースレコードの受信時にデジタル署名を検証することによって、データの作成元の正当性とデータの完全性を確認する」(d:正解)。重要な点は:①暗号化ではなく署名による完全性保護(盗聴防止はDNS-over-HTTPS/TLSが担う)、②署名を行うのは権威DNSサーバ(ゾーン管理者)側、③検証を行うのはリゾルバ(クライアント側)。権威DNSサーバはゾーンのリソースレコードにデジタル署名(RRSIG)を付加し、リゾルバはDNSKEYレコードを用いて署名を検証することで、DNSキャッシュポイズニング攻撃(偽の応答を注入する攻撃)を防ぐことができる。信頼の連鎖はルートゾーン(IANA)から委任を辿るDNSSECチェーンで確保される。
DNSSEC vs DoT/DoH: DNSSEC(署名による改ざん検出)、DoT(DNS通信をTLSで暗号化・ポート853)、DoH(HTTPS経由でDNS・ポート443)。改ざん検出と傍受防止は別の技術。