正解は エ
ステートフルパケットインスペクション(SPI)は通信のセッション状態(ステート)を追跡・管理することで、「過去に通過したリクエストに対応した正当な戻りパケット」のみを通過させるファイアウォール方式です。ステートテーブルにはSYN(接続開始)→SYN-ACK→ESTABLISHED(確立)→FIN(切断)などのTCPセッション状態、またはUDPの仮想セッション状態が記録されます。内部から外部への通信が開始された場合、その戻りパケット(外部→内部)は自動的に許可されます。これにより手動でインバウンドポートを開放する必要がなく、不正なインバウンド接続をデフォルトで遮断できます。
ファイアウォール方式の階層別整理:パケットフィルタリング(L3/L4・ヘッダのみ)→SPI(L4・セッション状態追跡)→サーキットゲートウェイ(L5・接続中継)→アプリケーションゲートウェイ(L7・内容検査)。SPIの特徴=「過去の通信を記憶して戻りパケットを自動許可」。