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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

AES(Advanced Encryption Standard)はNIST(米国国立標準技術研究所)が2001年に選定した共通鍵ブロック暗号の標準規格です(FIPS PUB 197)。AESにおける鍵長の条件として、NISTは128ビット・192ビット・256ビットの3種類から選択することを定めています。ブロック長は鍵長によらず常に128ビット固定です。DES(56ビット鍵)の脆弱性が明らかになった1990年代後半、NISTはAES選定コンペを実施し、ベルギーの暗号学者が開発したRijndaelアルゴリズムを採用しました。現在の安全性基準では最低128ビット鍵が推奨されており、政府機密文書には256ビット鍵(AES-256)が使われます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「256ビット未満で任意に指定する」は誤りです。AESの鍵長は任意ではなく、128・192・256ビットの3種類から選択します。また「256ビット未満で任意」という表現はDES(56ビット)やその他の古い暗号の鍵長指定方式に似た表現ですが、AESには該当しません。
選択肢 ウ
「暗号化処理単位のブロック長よりも32ビット長くする」は誤りです。AESのブロック長は128ビット固定であり、鍵長は「ブロック長+32ビット=160ビット」ではありません。選択肢の「ブロック長より32ビット長く」という計算式はAESの規格に存在しない概念です。
選択肢 エ
「暗号化処理単位のブロック長よりも32ビット短くする」も誤りです。「128ビット-32ビット=96ビット」の鍵長はAESには存在しません。AESのブロック長(128ビット)と鍵長(128/192/256ビット)は独立した設計パラメータであり、算術的な関係式はありません。

解くときのポイント

AESの数字を確実に覚える:鍵長=128/192/256ビットの3択、ブロック長=128ビット固定(鍵長によらず)。DES(56ビット)・3DES(112/168ビット)との区別も重要。「128ビット未満は現在非推奨」「256ビットはTOP SECRET相当」のセキュリティレベルも覚えておく。