正解は ウ
ステートフルパケットインスペクション(SPI)は、パケットフィルタリングを拡張したファイアウォール方式です。通常のパケットフィルタリングが各パケットを独立して検査するのに対し、SPIは過去に通過したパケットのセッション状態(コネクション状態)を管理するステートテーブルを保持します。例えば、内部から外部へのTCP接続リクエスト(SYNパケット)が通過した場合、その戻りパケット(SYN-ACK)をステートテーブルで確認し、正規の応答であれば通過を許可します。これにより「リクエストに対する正当な応答」のみを許可し、不正な外部からのパケットを遮断できます。単純なパケットフィルタリングでは戻りパケットのポートを開放する必要があったのに対し、SPIは動的にポートを管理できるため、より柔軟かつ安全なフィルタリングが可能です。
ステートフルパケットインスペクション=「過去のセッション状態を記録し、戻りパケットを正当性確認して通過許可」。他のFW方式の区別:①パケットフィルタリング(各パケット独立判断)②アプリケーションゲートウェイ/DPI(データ部検査)③NAT(アドレス変換)。「ステートフル」=状態を持つ、がポイント。