正解は ウ
ファジング(fuzzing)は、ソフトウェアの脆弱性を発見するためのテスト手法です。検査対象のソフトウェアに対して、極端に長い文字列、想定外の値、不正な形式のデータ、境界値を超えるデータなど、問題を引き起こす可能性のある多様なデータ(ファズ)を大量かつ自動的に入力し、そのときのソフトウェアの応答や挙動(異常終了、フリーズ、メモリリーク、予期しない動作など)を監視することで、開発者が想定していなかった脆弱性やバグを検出します。選択肢cのファジングが、問題を引き起こす可能性のあるデータを大量に入力して挙動を監視し脆弱性を検出する手法として正しく、正解です。他の選択肢を確認すると、限界値分析は仕様で定められた値の境界付近を狙ってテストケースを設計する手法、実験計画法は複数の要因の組合せを効率的に検証する統計的手法、ロードテストは高負荷をかけてシステムの性能や耐久性を確認する性能試験です。これらはいずれもテストや分析の手法ですが、多様な不正データを入力して脆弱性をあぶり出すのはファジングである、という点を押さえておきましょう。
ファジング=問題を起こしそうな多様・大量のデータを入力し、挙動を監視して未知の脆弱性を発見する動的テスト。混同注意:限界値分析(境界値のテスト設計)、実験計画法(要因の効率検証)、ロードテスト(負荷・性能試験)。