正解は ウ
参照制約(参照整合性制約)は、関係データベースで、ある表(子表)の外部キーの値が、参照先の表(親表)の主キーに必ず存在することを保証する制約です。本問では、在庫表の製品番号が外部キーで、製品表の製品番号(主キー)を参照しています。つまり、在庫表に登録される製品番号は、必ず製品表に存在しなければなりません。この参照制約によって拒否される可能性がある操作は、「親に存在しない値を子に登録しようとする操作」と「子から参照されている親の行を削除・変更しようとする操作」です。選択肢を検討します。在庫表(子表)への行追加では、追加しようとする製品番号が製品表に存在しなければ、参照制約に違反するため拒否される可能性があります。選択肢cの「在庫表への行追加」が、拒否される可能性がある操作として正しく、正解です。一方、在庫表(子表)の行削除は、子の行を消すだけなので参照制約に違反せず、製品表(親表)への行追加も新しい親を増やすだけなので違反しません。表そのものの削除は行単位の参照制約とは別の操作です。「子への行追加」と「参照されている親の削除」が参照制約で拒否されうる、という基本を押さえましょう。
参照制約で拒否されうる操作=『親に存在しない値を子に追加』と『子から参照されている親の行を削除・変更』。子表(在庫)への行追加は親(製品)に値がないと拒否。子の行削除・親への行追加は安全。