この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は ア

解説

JIS X 25010:2013(ISO/IEC 25010:2011)はSQuaRE(Systems and software Quality Requirements and Evaluation)規格群の一つで、システム及びソフトウェア製品の品質特性を定義しています。機能適合性(Functional Suitability)は「明示された状況下で使用するとき、明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を、製品またはシステムが提供する度合い」と定義されます。機能適合性はさらに機能完全性・機能正確性・機能適切性の3つの副特性に分類されます。JIS X 25010の8大品質特性:機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性です(旧ISO/IEC 9126の6特性から拡張)。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「明記された状態(条件)で使用する資源の量に関係する性能の度合い」は性能効率性(Performance Efficiency)の定義です。CPU・メモリ・ストレージなどのリソース消費量に関する品質特性であり、「信頼性」の定義ではありません。信頼性は「明示された時間帯で、明示された条件下にシステムが機能を実行する度合い」(稼働率・障害耐性)です。
選択肢 ウ
「明示された利用状況において、有効性・効率性・満足性をもって明示された目標を達成するために明示された利用者が製品またはシステムを利用することができる度合い」は使用性(Usability)の定義です。性能効率性ではなく使用性の説明です。性能効率性はリソースの効率的利用に関するものです。
選択肢 エ
「明示された時間帯で、明示された条件下に、システム・製品または構成要素が明示された機能を実行する度合い」は信頼性(Reliability)の定義です。保守性ではなく信頼性の説明です。保守性は「明示された条件下に、製品またはシステムが保守担当者によって修正・保守できる有効性・効率性の度合い」です。

解くときのポイント

JIS X 25010の8大品質特性:機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性。混同しやすいペア:機能適合性(何ができるか)vs使用性(使いやすいか)、性能効率性(リソース効率)vs信頼性(稼働率・障害耐性)。