正解は ア
JIS Q 27001:2014(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム要求事項)の附属書Aには情報セキュリティ管理策が規定されています。A.14「システムの取得、開発及び保守」の管理策では、ソフトウェア開発プロセスにおいて「セキュリティ機能の試験は開発ライフサイクルの適切な段階で実施する」ことが求められています。「ソフトウェア開発のセキュリティ機能の試験を、開発期間が終了した後に実施している」という状況は、ISMS管理策の趣旨に反します。開発期間中にセキュリティテストを実施しないことで、セキュリティ上の欠陥が実装に残ったまま本番稼働するリスクがあります。セキュリティテストは設計・開発の各フェーズで実施するシフトレフト(Shift Left)の考え方が現代の標準です。
ISMSのA.14(開発・取得のセキュリティ)のポイント:セキュリティテストは「開発プロセス内の適切な段階」で実施する。「開発終了後にセキュリティテスト」は管理策違反。シフトレフト=テストを開発サイクルの早期から実施する考え方。監査人は「本来あるべき管理策が実施されていない事実」を指摘する。