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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

3Dセキュア2.0(EMV 3-D Secure)は旧来の静的パスワード認証を改良したリスクベース認証(RBA: Risk-Based Authentication)を採用しています。カード会社(イシュアー)は利用者の購入履歴・デバイス情報・行動パターン・IPアドレス等の多数の情報をリアルタイムで分析し、低リスクと判断した取引はパスワード入力なしで通過させ(フリクションレス認証)、高リスクと判断した取引のみ追加認証(SMS・生体認証等)を要求します。常に全取引に追加認証を課すのではなく「不正リスクが高い場合のみ」追加認証するのがポイントで、選択肢bが正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
パスワード再発行のセキュリティ向上は3Dセキュア2.0の機能説明ではありません。認証プロセスの改善(リスクベース認証)が本質であり、パスワード管理の利便性向上は副次的なものです。
選択肢 ウ
「取引履歴やデバイス情報にかかわらず、常にパスワードと生体認証を併用」は旧来型の静的・強制認証の説明です。3Dセキュア2.0の特徴であるリスクベース認証(フリクションレス)とは逆の説明です。
選択肢 エ
「操作しているのが人間であることを確認した上で追加認証」はCAPTCHAの説明に近く、3Dセキュア2.0の仕組みとは異なります。また「常に追加認証」という点でリスクベース認証の概念と矛盾します。

解くときのポイント

3Dセキュア2.0の核心=「リスクベース認証(RBA)」。リスクが低ければ追加認証なし(フリクションレス)、高ければ追加認証。旧バージョン(1.0)との違い「常にパスワード入力→リスク判定で変動」が頻出ポイント。