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正解は ア

解説

組込みシステム開発に使用されるIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)の説明を問う問題です。IDEは開発に必要な複数のツールを一つの環境に統合したものです。構成要素:①エディター(ソースコード編集)、②コンパイラ(ソースコード→オブジェクトコード変換)、③リンカ(オブジェクトファイルを結合して実行可能ファイルを生成)、④デバッガ(プログラムの実行追跡・バグ修正)などが一体となったツールです。組込み開発向けIDEの例:Eclipse(CDT)、IAR Embedded Workbench、Keil MDKなど。選択肢 a が正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「専用のハードウェアインタフェースでCPUの情報を取得する装置」はJTAGデバッガ(ハードウェアデバッガ)やICE(In-Circuit Emulator)の説明です。IDEはソフトウェアツール群であり、ハードウェア装置ではありません。
選択肢 ウ
「ターゲットCPUを搭載した評価ボードなどの実行環境」は評価ボード・開発ボード・エミュレータ等の説明です。IDEはソフトウェア環境(PC上で動作)であり、ハードウェア実行環境ではありません。
選択肢 エ
「タスクスケジューリングの仕組みなどを提供するソフトウェア」はRTOS(リアルタイムOS)の説明です。RTOSはターゲット上で動作するシステムソフトウェアであり、開発ツールのIDEとは異なります。

解くときのポイント

組込み開発のツール体系:IDE(統合開発環境=エディタ+コンパイラ+デバッガ)、クロスコンパイラ(ホストPCでターゲット用コードを生成)、JTAG/ICEデバッガ(ハードウェアデバッグ)、RTOS(ターゲット上のOS)、評価ボード(実行ハードウェア)。各ツールの役割を区別する。