この概念が出た関連問題

この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

合格率・勉強法・参考書の選び方をまとめています

見る →
答えと解説を見る(先に解くのがおすすめ)

正解は エ

解説

IPv4 ネットワークにおけるマルチキャストの使用例を問う問題です。マルチキャストは特定のグループに属するホスト(受信者グループ)に対して同一パケットを効率的に送信する方式です(1対多数だが全ホストではない)。RIP-2(Routing Information Protocol version 2)は 224.0.0.9 のマルチキャストアドレスを使って、隣接するルータのグループ(RIP-2を理解するルータ)に経路更新情報を送信します。ルータが特定のグループ(RIP-2対応ルータ)のみに送信するため、マルチキャストの典型的な使用例です。選択肢 d が正解です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「PCがDHCPで自分のIPアドレスを取得する際」に使うのはブロードキャスト(255.255.255.255)です。DHCPディスカバリはDHCPサーバの場所が不明なためブロードキャストを使います。
選択肢 イ
「ARPリクエストを送信する際」に使うのはブロードキャスト(FF:FF:FF:FF:FF:FF)です。ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決するためにブロードキャストを使います。
選択肢 ウ
「SMTP でメーリングリストの全員に同一メールを送信する際」に使うのはユニキャストです(SMTPサーバが各受信者に個別に送信する)。メール配送はマルチキャストではなくユニキャストの繰り返しです。

解くときのポイント

送信方式の区別:ユニキャスト(1対1)・ブロードキャスト(1対全)・マルチキャスト(1対特定グループ)・エニーキャスト(最も近い1つへ)。マルチキャストの代表例:RIP-2(224.0.0.9)、OSPF(224.0.0.5/6)、IGMP、ビデオ配信。DHCP・ARP=ブロードキャストと確実に区別する。